今日も、ここへ来てくれた
あなたに感謝します。
朝日です。
『勝てるスタイルを作る』
前回の記事でお話した通り（その記事はこちら）
最初の頃、カウンターとも言い難い
『ブレイクした先端を逆張りで掴む』手法で、見事に毎月マイナスを出していた私。
今振り返ればわかります。
そのエントリーの手法よりも、『損切り』しない事が最大の敗因だったと。
当時、そんなことは全くわかりませんでした。
損切りとは、損を確定する事で、つまり負けなのでは？という認識。
『損切り』しない事が敗因？
『損切り』する事が勝因？
理解ができません。
駆け出しの営業マンならば、まずは飛び込み営業からやるのが通例のようです。
片っ端からピンポンを押して、１００人に連続で断られる経験をする。
そうすると、断られる事への恐怖心が克服できて
断られる事の意味が変わってくる。と言います。
最初は意味わからないし、断られまくって、商品売れていないしダメやん、と
そんな風にも思いながら、それでも飛び込みを続けて行った人だけが、勝っていく。
実際、飛び込み営業で売れるというよりも、そこで鍛えたメンタルによって
それ以外の業務で成績が上がる、というのがあるそうです。
似ています。
『損切り』も、それ自体は損には変わりないですが
心を律して淡々とそれをやるメンタル。あとは、プラスの伸ばし方さえ鍛えてしまえば勝ちます。
理解が出来なくても、やって、やってしていたら
断られる事の意味が変わってくるように、損を確定する意味が変わってくる
そんな感覚にたどり着きます。
約３ヶ月ほど、時間は掛かりましたが。
ひたすら５pipsで損切りして、問答無用で５pips損切りして、トレード。
そんな時、最高にお世話になったツール
それが『デモトレード』です。
結果、約３ヶ月かかったわけですが、もしその間がずっと実資金だったとしたら？
必ず『損を取り返したい』という心理が働いて、損切りが連続で３回ともなると
４回目は、損切りを置いていながら…
切られそうになったら、取り消して、ポジション放置（笑）
絶対に、そうなっていた確信があります。
それがデモトレードとなると資金減っても、デモなので痛くない。
ただ、デモトレードはどうも面白みを感じない！っというのは私だけではないはず。
損切り、損切り、損切り、つまらない（笑）
だから考えました。
損切りだけでデモ資金を半分にできるかどうか？？という課題。
資金が減っていくんで躍起になったわけですね。
どこか『損切り』に対する、宣戦布告のような気分です。
損切りで５pipって、即終わりになりやすいので
毎回切って切って切りまくってしていったら
そら、資金は半分くらいすぐに無くなるでしょう！！と、自信はあったんですが…
結果、それはかなり難しい事だったのです。
たとえばユーロ円なら３０万円のデモ資金で５枚。
資金を半分にするためには、単純計算でもマイナス３００pipsをくらわないといけません。
一撃マイナス３００pipsではなく、５pips損切りで進めて行きます。
３００pipsって、５pips損切りなら６０回分です。
実際は資金が減れば５枚持てなくなるので、４枚、３枚になる。
そうなると６０回＋αで資金を半分にする事を達成！といった感じです。
損切りが出来ないという方は、是非やってみてください！
それまで、資金を増やそう、増やそうと自分を駆り立てて損切りできず
余計に資金を減らしていました。
効いているところにラインが引けていて、ブレイクを知って、プラスになる確率は格段に上がったのに。
だったら！ということで、逆転の発想！
資金を減らそう、減らそうとしてみてはどうなるだろうか？？
増やそうと思ってるから、資金が減る。
減らそうと思ったら、資金は増えるのか？？
そんな検証をするべく、デモトレードで３ヶ月間を使って、５pipsいったら即決済（損失）を繰り返し
資金半分化計画を遂行たものの…
結果は、思いもよらず。
なかなか思うように減っていってくれないのです。
それどころか、ブレイクと、ラインを使っているせいで
プラスをいつ決済すればいいのかわからず、放置していると…
プラス50pipsオーバーが、たまに入って来るのです。
そうなっては、減らそうにも、減っていかないんです。
せっかくマイナスを積み重ねたのに、また元手の３０万円に戻って。
そうこうしていたら、資金が増え始めて…
ぜんっぜん、資金半分化計画には届きません。
もうお気づきですよね（笑）
人によって、やり方は様々だとは思いますが、私の実例です。
『損切り』ができない！！
という悩みを持っている人は、一度試してみるとおもしろいです。
こうして、『勝てるスタイルを作る』ことに
損切りを癖つける、ことを加えました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
